ショートショート小劇場
太田忠司は最初、ショートショートの作家として出発しました。
その作品は講談社の雑誌「ショートショートランド」「IN★POCKET」、あるいは同じショートショート・コンテスト出身の作家が集まって作ったグループ「Ａんｉ」の同人誌「せる」等に掲載されました。
その頃に書いた作品の中から、あらためて読者の前に呈したいものを選んで、ここに掲載していきます。
一冊の本としてまとめられるだけの作品を生み出すことができずに消えてしまった「ショートショート作家・太田忠司」の、これは軌跡であります。
……なんてことを書いてましたが、縁あって初のショートショート集『帰郷』を幻冬舎から出版することができました。
ここで公開している作品も、もちろん収録されています。
でもここでの公開は、そのまま続けます。ショートショートを読むきっかけになってもらいたいですから。
少しずつ状況は改善されているものの、まだまだショートショートは書くことも読むことも不自由な状態が続いています。こんなに面白いものが読めなくなってしまうなんて、おかしいですよね。
皆さん、もっともっとショートショートを書きましょう。もっともっとショートショートを読みましょう。
方言辞典が謎を解く
（小学館『標準語引き 日本方言辞典』発行記念企画として掲載された作品）
（小学館『標準語引き 日本方言辞典』発行記念企画として掲載された作品）